「smart WAON」が始まってから、イオンのポイントプログラムも様変わりしましたので、これまで書いてきた記事の内容を見直しました。
自分でも、”なるほど、ここが変わったのか”と気が付くことも多く、参考になりました。
イオンも試行錯誤だったようで、「smart WAON」が始まってしばらくは、公式サイトの中身がコロコロ変わってましたよね。
最近になって、やっと落ち着いてきたのかなと感じています。
目次
WAON POINTのどこが変わったのか?
どこが変わったのかは、”変わった理由”を考えると理解しやすいです。
とにもかくにも、ライバルの電子マネー&ポイントに負けないように、対応しているんですね。
現金でもポイントがもらえるようになった
従来の「WAON POINT」の難点は、「現金で買い物をした時にポイントが付かない」というところでした。
ライバルの楽天ポイントなどは、リアル店舗で買い物をするとき、現金で買い物をしてもポイントが付きます。
これに対抗するためには、現金で買い物をした場合でもポイントを付けるようにシステムを改める必要があったのだと思います。
「WAON POINTカード」は、現金で買い物をしてもポイントが貯まります。
「WAON POINTカード」は無料でもらえる
一般の店舗で発券しているポイント・カードなどは、ほとんど発行無料です。
ライバルの楽天ポイントカードも300円で売ってますからここは同じなのですが、一般の店舗で発効しているポイント・カードに対抗する”無料の”ポイントカードは、実店舗を多数抱えるイオンにとっては必須だったお思われます。
しかし、電子マネーが使えるWAONカードを無料で配るわけにはいかないので、300円での販売は継続せざるを得ません。
そこで、新たに無料のポイント・カードを作る必要があった、これが「WAON POINTカード」だったのでしょう。
現金で買い物をする人にとっては、300円の発行手数料ですら、もったいないと感じるはずですから、これは効果があると思われます。
イオンの会員登録をしてほしい
「WAON POINTカード」は、無料でもらえて、ポイントを貯めるところまでは、会員登録 不要です。
ところが、貯まったポイントを使おうとるすると、会員登録は必須になります。
昨今の企業にとって顧客情報は重要です。
また、せっかくポイント・カードを手にしてもらった顧客は、そのまま囲い込みたいと思うはずです。
したがって、ぜひ、会員登録をして欲しいところですが、ポイントが貯まって使えるだけでは動機が弱いですよね。
”登録しなきゃ使えないようなポイントは要らない”なんて事になってしまいます。
そこで、以下のような”会員登録してもらうためのサービス”を付けています。
- 貯まったポイントが使える(当たり前ですが・・)
- 複数のカードに貯まったポイントを合算できる
- カードを紛失(盗難)した場合、カードを停止した上で別のカードにポイントを引き継げる
- いろいろなキャンペーンに参加できる
なにはともあれ、「WAON POINT」は、使うために貯めるのですから、もし「WAON POINTカード」を手に入れたのなら、まずは会員登録をしましょう。
⇒⇒ WAONポイント登録(公式サイト)
電子マネーWAONカードのメリット
無料の「WAON POINTカード」が登場し、会員登録をすればそれなりのメリットもあります。
では、あいかわらず300円で売っている「電子マネーWAON POINT」は、”300円分の価値があるか?”が問題になります。
この300円は、suicaなどのデポジットとは違い、カードを返却しても戻って来ません。
「WAON POINT」にあるポイントサービスは、「電子マネーWAON POINT」網羅されています。
このサービス加え、果たして、300円分の価値があるか?が問題です。
電子マネーにメリットを感じるか?
電子マネーが便利だと思うならば、それだけで300円の価値はあります。
お財布は軽くなるし、お釣りを受け取る必要もないし、レジの清算が早いです。
月間、利用ポイントがもらえる
「WAON POINT」にはない、「電子マネーWAON POINT」独自のポイントサービスが、月間利用ポイントです。
これは毎月、電子マネーWAONの月間累計利用金額500円ごとに、1WAON POINTが翌月付与されるというサービスです。
ただ、このサービスで元を取ろうと思ったら、500×300=150,000円分の買い物をしないといけません。
まぁ、月に4~5万の食費をWAONで支払えば、不可能ではありませんね。
「WAON POINTカード」は「電子マネーWAONカード」があれば不要?
「WAON POINTカード」は、無料ですから、”ポイントをためてみよう”と思い立った方にはお勧めです。
しかし、本格的に貯めて、使うには、さらにお得な「電子マネーWAON カード」の方がお勧めです。
また、そもそも「電子マネーWAON カード」を持っている方は、新たに「WAON POINTカード」を使う必要はありません。
「電子マネーWAON」には、さらに便利でお得な方法がたくさんある
「電子マネーWAON カード」のネガティブな部分である、300円については、「イオンカード」を使うことで、無料で手に入れられますし、さらにお得にポイントを貯められます。
また、イオン銀行との連携サービスも見逃せません。
イオン系のお店をお得に使う基本は、やはり「電子マネーWAON」です。